PRS Tektonなど海外新機材9製品、国内での取扱い未確定
メタル向けの新シリーズPRS Tektonを軸に、限定モデルやデジタル機材、復刻ギターなど複数の新製品を紹介。日本での価格や発売時期は情報源に記載されていない。
出典: melodexus(公開 2026/10/25)



メタル向けの新シリーズPRS Tektonを軸に、限定モデルやデジタル機材、復刻ギターなど複数の新製品を紹介。日本での価格や発売時期は情報源に記載されていない。
出典: melodexus(公開 2026/10/25)

画像:Guitar World
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Guitar Worldは、Tektonを「超エンジニアリングされたメタルギターの新レンジ」と紹介し、ブランドの印象を一新するものと位置づけている。4モデルは「最も熟達したモダン・テクニシャン」専用に設計されたという。仕様は、極薄のボディとネック、大胆なボディシェイプ、ステンレスフレット、極めてフラットな指板だ。
同誌の筆者が最も注目したのは新しいStylusハムバッカーである。出力は比較的フラットで、トーンの個性は控えめ。デジタル機材の性能を引き出すための設計だと説明されている。
Mark HoppusはFenderで2本目のJaguar Bassシグネチャー「Stoned Fruit」を発表した。Ohio拠点のアーティスト「Burrito Breath」のアートワークを採用し、限定色のGuava Greenが用意される。ピックアップは逆向きに載せたスプリットコイルのP Bass用、ネックはJazz Bass、ボディはJag Bassという構成だ。販売は182時間限定とされている。
Fenderは英国のファッションハウス、Paul Smithとのコラボで、双方の80歳を記念したTelecasterも出した。ギターメーカーのPaul Reed Smithとは別である。さらにGeorge HarrisonのDark Horse Recordsレーベルを称えた限定のStratocasterも登場した。
そのほかFenderは2026年にAmerican Professionalを刷新し、新しいオフセット用ブリッジやStratのサドル更新を行った。Gibsonは Tom Petty and the Heartbreakersの50周年を記念し、色違いのFlying Vを5本出している。
ZoomのNeurigは、NAM統合とAIによるステムセパレーションを備えた「非常に手頃な」モデラーと紹介された。Line 6はHelix StadiumにErasアップデートを提供し、ステムセパレーションと新アンプ・キャビネット・エフェクトを追加した。MXRのTurbo Tunerは、Sonic Research Turbo Tunerを土台にした新しいチューナーだ。
Neko Engineeringのポケットサイズのワイヤレス・ギタースタジオは、Kickstarterで目標額の10倍を集めたという。
Jacksonの新Legend Seriesには、Randy RhoadsのV型ギターの再現モデルがある。Scott Ian、David Ellefson、Marty Friedmanが使った名機に敬意を表したモデルも加わった。Jeff Buckleyが弾いたOvation Viperは、約50年ぶりに復活する。
DiMarzioは、ネオジム磁石とツインブレードのハムキャンセリングコイルを組み合わせたTelecaster用ピックアップ、The ChopperとThe Cruiserを発表した。GibsonのアコースティックOriginal Collectionには、Baggsと共同開発した新ピックアップシステムが載る。
Fulltone OCD’Luxは、2つのサーフェスから4つのボイスを得られる。EHX Wailer Wah Proは、フィードバックを抑えるインダクタフリー回路とダイキャストシャーシを採用した。ほかにCrazy Tube CircuitsのRapture(Triptychonのドライブ部を単体化)、JHS Pedals のWanderer(2つの回路を1台に集約)、John PetrucciのMajestyの新色3種などが紹介された。
Tektonの要点は、ギター単体ではなく「デジタル機材とセットで使う前提」の設計に見える点だと見ている。Stylusハムバッカーのフラットな出力とモデレートな音色は、モデラーやプロファイラーに歪みやキャラクターを任せる人向けの方針だと読める。アンプの箱鳴りや強い個性を求める人には、合わない可能性がある。ただしピックアップの音そのものは、情報源の紹介を超える実測情報がなく、評価は実機を弾くまで保留すべきだ。
向き不向きを整理する。Tektonは、DAWやモデラーが主軸で、速弾きや精密なプレイを重視する人が候補になる。一方、伝統的なV型やシグネチャー志向ならJacksonのLegend Series、ヴィンテージ志向のアコースティックならGibsonやTaylorのほうが近い。
デジタル機材では、NAM統合とステムセパレーションが複数製品に同時に出てきた。ステムセパレーションは、曲を楽器パートごとに分けて練習や制作に使う機能と一般に理解されているが、各製品での具体的な仕様は情報源に書かれていない。ZoomとLine 6の両方が対応したことは、今後のモデラー選びで比較項目になりうる動きだと見ている。
限定モデルは販売方式がそれぞれ異なる。Hoppusモデルは182時間という期間限定、Paul SmithとのコラボはFender創業と同じ節目の記念企画、Dark Horse Stratは限定のカプセルである。いずれも日本での流通経路や入荷時期は情報源にないため、販売方式から国内の入手難易度を見積もるのは無理がある。気になるモデルは、海外の販売期間が終わる前に国内の取扱い店へ問い合わせるのが現実的だろう。
最後に、分かっていない点を明確にしておく。PRS Tektonの国内取扱いの有無、国内価格、発売時期は、情報源では触れられていない。Emerald X20、Neko Engineering、Taylor Hawaiian Koa Legacyについても、国内流通の情報はない。購入を急ぐ理由がなければ、国内代理店や販売店の発表を待ってから判断しても遅くはない。限定品だけは例外で、早めの問い合わせが要る。
価格・在庫・取り扱いの有無は、各販売店のページでご確認ください。