Fender新型American Professional発表、Stratサドル改良など
American Professional Seriesが登場。Stratのサドルネジ突出を解決し、全モデルにV-Mod IIIピックアップを搭載。価格は据え置き。
出典: melodexus(公開 2026/10/14)



American Professional Seriesが登場。Stratのサドルネジ突出を解決し、全モデルにV-Mod IIIピックアップを搭載。価格は据え置き。
出典: melodexus(公開 2026/10/14)

画像:Guitar World
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Guitar Worldによると、ラインアップはStratocaster、Stratocaster HSS、Telecaster、Hotshot Telecaster、Jazzmaster、Jaguar、Precision / Jazz Bassである。MusicRadarによれば、ベースは4弦と5弦のJazz BassおよびPrecision Bassが用意される。
Hotshot Telecasterは、American Professional Classicシリーズにあるよりヴィンテージ寄りのモデルを基にしている。そこに、V-Mod III Stratシングルコイルをミドル位置に加えた仕様だとMusicRadarは説明する。
Stratのサドルは、上面にネジ先端が出なくなった。Guitar Worldは、手を置いたときの引っかき傷を防げると説明している。MusicRadarによれば、Stratは2ポイントのトレモロで、ClassicGear Radial曲げスチールサドルを備える。
Telecasterのブリッジは、溝付きで音程補正されたブラスのブレットサドルになった。MusicRadarによると、従来どおり金属プレート上に載り、トップローディングとボディ裏通しの両方に対応する。
JazzmasterとJaguarは、HiMass Modern BridgeとPanorama tremoloを再設計して採用した。Guitar Worldは「より堅牢で信頼性の高いセットアップ」のためと述べている。MusicRadarはブリッジをClassicGear J-Bridgeと呼んでおり、2媒体で呼称が異なる。PrecisionとJazz Bassには、再設計されたHiMass Modernブリッジが付く。
V-Mod IIIは全モデルに搭載されるが、仕様は一律ではなくモデルごとに作り分けられている。Strat、Jazzmaster、Telecasterのピックアップには新しいマグネットのスタッガーが採用され、マグネットが指板のラディウスにより近く沿う配置になった。
FenderのSenior Design EngineerであるSteven Casadoは、Guitar Worldに対し、重い歪みでも音が潰れにくく、コードが弾きやすくなると語っている。
ネックは、ギターがDeep Cプロファイルに、ロールドの指板エッジの組み合わせである。ベースはMediumとSlim Cで、ギターは全機種にプッシュプッシュのトーンコントロールを備え、追加のボイシングが使える。ポットは、テーパーを改良したClassicGear Precisionポットに更新された。
Guitar Worldが挙げる色は、3-Color Sunburst、Olympic White、Butterscotch Blonde、Oxblood、Aged Cherry Burst、Dark Nightの6色である。MusicRadarによれば、StratはAged Cherry Burst、Dark Night、Olympic White、3-Color Sunburstで、StratとTeleはOxbloodも選べる。他モデルの色別設定は、確認できた情報源には書かれていない。
今回の刷新は、見た目が大きく変わるものではない。むしろ、弾いていて引っかかる部分を一つずつ潰す方向の改良が目立つと見ている。
最も分かりやすいのはStratのサドルだ。ネジ先端の突出は、ブリッジ付近に手を置いて弾く人ほど気になる点だった。その人にとっては、新型を選ぶ具体的な理由になりうる。
JazzmasterやJaguarは、ブリッジとトレモロの再設計が安定性につながるかどうかが焦点になりそうだ。情報源は「堅牢で信頼性が高い」という目標を示すだけで、実際の効果は述べていない。オフセット系に関心がある人は、実機での試奏レビューが出るまで判断を保留してもよいと考える。
ピックアップについては、全モデルに同じV-Mod IIIを載せるのではなく、モデルごとに仕様を変えた点に設計思想がある。Casadoの「歪みでの粘り」「コードの弾きやすさ」は設計者の言葉であり、旧モデルとの比較で音がどう変わるかは、第三者の検証を待ちたい。
価格は、Guitar Worldが1,799ドルからで据え置き、MusicRadarが2,000ドル弱と伝えている。表現は異なるが、スタート価格と、モデルによる上限側の幅を示す数字として両立しうる。ただし、これは編集部の推測であり、どちらの報道も各モデルの個別価格は示していない。モールドケース付属も含めると、機能追加と据え置きを両立させた構成にはなっている。
購入判断で注意したいのは、情報源に書かれていない点だ。日本国内の価格と発売時期、重量やフレット数などの詳細スペック、在庫や納期は確認できなかった。国内での購入を考えているなら、これらが公表されるまで待つのが妥当だろう。