Spark CAB 2の低音改善は推測段階、買い替え判断は慎重に
音響が再チューニングされたSpark CAB 2ですが、原モデルの低音過多がどの程度解消されたかは具体的な記述がなく、実際の評価を待つ必要があります。
出典: melodexus(公開 2026/10/28)



音響が再チューニングされたSpark CAB 2ですが、原モデルの低音過多がどの程度解消されたかは具体的な記述がなく、実際の評価を待つ必要があります。
出典: melodexus(公開 2026/10/28)

画像:Guitar World
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Guitar Worldは、原モデルのSpark CABのレビューで、減点されたのは「少し低音が強い」点だけだったと振り返っています。裏返せば、それ以外の点では大きな不満は挙がっていなかったことになります。CAB 2はこの唯一の弱点がどうなったかが、既存ユーザーにとって最大の関心事です。
同誌によると、CAB 2は軽量なキャビネットで、音響が「より詳細さと明確さのために」完全に再チューニングされています。構成は10インチ・ウーファー1基と1インチ・ツイーター2基です。
設計思想は、デジタル・アンプモデラーの音を余分な色付けなしに増幅する、パワード・フルレンジ/フラットレスポンス・スピーカーとされています。出力は140Wです。
入出力はコンボXLR/TRS入力とバランスXLR出力です。USB-Cポートも備え、Spark 40とSpark 2に給電するためのDC出力もあります。カラーはBlackとPearlの2色です。
Guitar Worldは399ドルと伝えています。原文は「apiece(1台あたり)」という表記です。
Spark CAB 2の日本での価格、発売時期、在庫状況について、確認できた情報はありません。399ドルを円換算した金額は、為替や税、販売店の設定で変わるため、ここでは示しません。
なお、国内ではSpark LIVE(93,500円・税込)やSPARK PEDAL(34,980円・税込)が円建ての価格で紹介されています。ただしこれらは別製品であり、CAB 2の国内価格を推測する材料にはなりません。
まず、「低音が改善された」と言い切れる材料はまだ揃っていないと見ています。情報源が述べているのは、音響が詳細さと明確さのために再チューニングされたこと、そして原モデルのレビューで低音の強さが唯一の減点点だったことです。この2点は同じ記事に並んでいますが、再チューニングで低音がどれだけ抑えられたのかを示す記述はありません。両者を結びつけて考えるのは自然ですが、あくまで推測にとどまります。
スペック面の比較にも限界があります。原モデルのウーファー口径、出力、入出力端子は、今回の情報源には書かれていません。そのため、CAB 2の端子構成のどれが新しく加わったものなのかは、この材料だけでは判断できません。USB-CやDC出力についても、原モデルとの差分は不明です。
判断の枠組みとしては、次のように整理できます。
設計思想が「色付けなしの増幅」である点は、モデラー側の音作りを素直に出したい人には合います。一方で、スピーカー自体の個性で音を整えたい人には、フラットを志向する設計が合わない場合もあるでしょう。日本での価格と発売時期が分からないうちは、国内での入手や保証の条件も含め、続報を待つ価値があると見ています。
価格・在庫・取り扱いの有無は、各販売店のページでご確認ください。