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【人生のどん底から鳴らす弦3本──Seasick Steveの最新作『The Last Season of America』に涙とウイスキーが止まらない】 夜風がやけに冷たく感じる夜は、安物のバーボンに氷をひとつ放り込み、針を落とすに限る。 今宵スピーカーから煙を吐き出すように流れてくるのは、Seasick Steveの最新作『The Last Season of America』だ。画面の前のみなさん、いかがお過ごしだろうか。JOCOLLA Music Newsの片隅で、日々すり減る軟骨と人生の残り時間を数えている男、Memphis Rayだ。 ブルースの世界には「数奇な運命」を背負った野郎どもが星の数ほど転がっている。悪魔に魂を売った男から、刑務所で歌って恩赦を勝ち取った男まで様々だが、このSeasick Steveという男の生き様も相当にタフで、そして狂おしいほど美しい。 …

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