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【ヒゲのない「Beard」が刻んだ奇跡――Warren Haynesが明かす、ZZ TopのドラマーFrank Beardが“完璧”だった理由】 グラスの安ウイスキーに氷をひとつ落とし、ターンテーブルにテキサスの埃っぽいレコードを載せる。針を落とせば、湿り気を帯びたシャッフルが部屋を支配する。人生にはどうしても逃れられないものが3つある。税金と、増え続ける白髪、そしてZZ Topのワン・アンド・オンリーなグルーヴだ。 2026年8月17日、ロック界はかけがえのない心臓を失った。ZZ Topのリズムを半世紀以上にわたって支え続けたドラマー、Frank Beard(フランク・ビアード)の訃報だ。世界中が喪失感に包まれるなか、アメリカン・ルーツ・ミュージックの生ける伝説であるギタリスト、Warren Haynes(ウォーレン・ヘインズ)が、ポッドキャスト『Blues Rock Show』で彼への熱い思いを明かした。 「12歳の頃に彼らの音楽に出会って以来、ずっとZZ Topの大ファンだった」と語るHaynes。Billy Gibbons(ビリー・ギボンズ)の泥臭くも鋭利なギターと、今は亡きDusty Hill(ダスティ・ヒル)のうなるベース&ボーカルが看板なのは百も承知だ。だがHaynesは、Frank Beardの存在こそがトリオの決定打だったと断言する。 …

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