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【11年待たされた胃薬世代に朗報!Alabama Shakesが放つ『I Must Be Dreaming』と、魂を揺さぶる完全復活劇】 夜更けに安物のバーボンをちびちびやりながら、ふと思うことがある。世の中の「ちょっと待ってて」ほど信用ならない言葉はない。居酒屋の「すぐ出ます」は20分コースだし、愛想を尽かした恋人の「また連絡する」は永遠の別れを意味する。だが、南部アラバマが生んだ奇跡のバンド、Alabama Shakes(アラバマ・シェイクス)の「お待たせ」だけは、信じて待った甲斐があったと涙を流していい案件だ。 なにせ、彼らの新作アルバム『I Must Be Dreaming』は、前作から実に11年ぶりである。11年だぞ、あんた。11年前といえば筆者の生え際もまだギリギリ前線で踏みとどまっていたし、深夜に脂っこいラーメンを食べても翌朝胃薬に手を伸ばす必要なんてなかった。それだけの歳月が流れてもなお、彼らのソウルとブルースの炎は消えるどころか、業火となって帰ってきたのだ。 ### 懐メロ同窓会じゃない、本気の「第二章」 …

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