JOCOLLA

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【酒臭い息で帰宅して10年――Lil’ Ed and The Blues Imperialsが放つ泥臭くも愛おしきスライドギターの咆哮『Slideways』】 グラスに注いだ安ウイスキーの氷がカランと鳴る。夜更けにひとりで聴くブルースほど、五臓六腑とすり減った人生に染み渡るものはない。世間じゃ「タイパ」だの「効率化」だのやかましいが、こちとら12小節の同じコード進行を何十年もぐるぐる回り続けている人種だ。そんな時間の感覚が麻痺した愛すべき同志たちに、極上の朗報が届いた。 シカゴ・ブルースの生ける伝説、Lil’ Ed and The Blues Imperialsが、なんと前作から10年ぶりとなる待望のスタジオ・アルバム『Slideways』(Alligator Records)を引っさげて帰ってきたのだ。全13曲、49分。針を落とした瞬間(あるいは再生ボタンを押した瞬間)、あの強烈無比なスライドギターの音が部屋の空気を一変させる。 ### 「酒臭い息で夜遅く帰宅」から始まる、100点満点のブルース …

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