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【「良い子でいるのが下手」な大人たちへ。Teresa Jamesの極上ブルースと名ドラマーTerence Higginsの職人技に酔いしれる夜】 今夜もグラスに安ウイスキーを注ぎ、氷がカランと鳴る音に耳を澄ませている。どうも、人生の半分以上を12小節のループに囚われたまま抜け出せなくなっている男、Memphis Rayだ。 ふと思ったのだが、人間という生き物はなぜ、歳を重ねるほど「ブルース」という名の湿気と泥臭さに引き寄せられるのだろうか。若い頃は速弾きギターの派手さに目を奪われていたはずなのに、気づけば「タメ」の効いた一音や、ドラムのハイハットの開き具合だけで白飯が3杯食える身体になってしまった。健康診断の数値は悪化の一途を辿るばかりだが、耳だけは年々贅沢になっていくのだから困ったものだ。 そんな枯れたオヤジの琴線を激しく揺さぶる、とびきりのブルースニュースが届いたので紹介したい。 …

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